KAIKAとは

KAIKA

KAIKAとは、価値創造のために、個人の成長と、組織の活性化と、社会との関係を同時に満たしていく運動です。
- それはすなわち、次世代組織をつくる運動でもあります。

KAIKAとは、「個の成長・組織の活性化・組織の社会性」を同時に実現していくプロセスを指す考え方です。
組織の生み出す価値は、組織側面のみならず、働く個人や、組織をとりまく社会からも注目され、目指すべき「価値」は多元化してきています。
KAIKAの考え方は、多元化した「価値」を前提とし、その中で持続的に価値を生み出していく次世代組織づくりの運動です。

その一貫として、次のようなサポートや情報提供をおこなっています。
”次世代”を見据えた価値創造のためにご利用いただければ幸いです。

3大ポイントの定義

・KAIKAとは、価値創造のために、①個人の成長と、②組織の活性化と、③社会との関係を同時に満たしていく運動です。

・それを図で示すと次のようになります。

kaikamodel

自分なりの目標感を持つこと。自律的に考え、行動すること。成長と貢献が実感されていること。の実現が、個人のダイナミズムをうみ、自律的な個の連携が促進されます。

ビジョンや戦略が連鎖すること、仕組みをつくること、組織が機能し進化していること。の実現が、組織のダイナミズムをうみ、組織基盤の充実が促進されます。

視線が市場や社会へ向いていること。多様性を活かすこと。組織外へ広げること。の実現が、組織の広がりをうみ、社会価値の創出志向が促進されます。

KAIKAでは、これらの同時実現が、価値を創造しつづけられる組織に欠かせないポイントであると考え、その活動を応援していきます。

「Action支援」「表彰」「研究・発表活動」など様々な入り口をご用意しています。
“次世代”を見据えた課題解決アプローチとしてご利用いただければ幸いです。

「次世代組織をつくる」とは

・新しい(多様な)価値観、新しい(多様な)働き方、新しい(多様な)組織形態を、経営の中に取り入れていく、哲学・思想を持った組織づくり。

「価値創造」とは

・KAIKAの本質は「企業(組織)の価値に関する評価軸の転換(多元化)」にある。
対組織:組織の維持と拡大に必要な成果(利益)を創出する。
対個人:個人(社員)を成長させたり、充実感を与えたりする。
対社会:社会(顧客を含む)が直面する課題の解決に貢献する。

書籍「開放型組織をつくるマネジメント」発行

解放型組織をつくるマネジメント

単行本 208ページ
出版社 実業之日本社

―社会との関わりを起点にして企業活動を問いなおす―

<目次>
はじめに
第一章 価値はどこで生まれるのか
第二章 どんな流れが起きているのか
第三章 進む“あたりまえ”
第四章 これからのマネジメント
第五章 KAIKA経営の要点

いまなぜKAIKAなのか

KAIKAとは、「個の成長・組織の活性化・組織の広がり(社会性)」を同時に高める活動を指した日本能率協会(JMA)による造語です。“開花・開化” が語源となっています。

この考えの背景には「組織はあらゆる多様性に対応しつづけなければならない時代である」という認識があります。社会視点からも、組織視点からも、そして個人視点から見ても、組織のあり方や価値観などが多様化し続けています。

そうしたなか、組織にとっての「価値」とは何でしょうか。これまでは、組織にとっての価値とは、利益やエクイティを高める意味合いが強いものでした。たしかにこれまでも「社会」や「個」に焦点をあてた考えは存在しましたが、どちらかといえば「個の成長」や「組織の社会性」が所与のものというより、戦略として企業が取りあげたときに、その対象として、話題となり議論されてきた節があります。

しかしこれからは、働く個人にとっての働きがいや成長、充実感という「価値」や、組織の外へ向けた働きかけや関係性、また社会に対しての貢献という「価値」が、所与のものとして重視されなければなりません。つまり個人・組織・社会それぞれの視点から多元化された「価値」として、その組織の価値を再定義する必要があるのです。このような考えのもと、JMAでは「個の成長、組織の活性化、組織の広がり(社会性)」を同時に高める活動をKAIKAと定義しました。

KAIKAを取り入れた経営

KAIKAの考え方を実践していく経営において、特に注目したいのが「組織の広がり(社会性)」です。企業は社会との接点を持ち続ける中から課題提起をし、その財・サービスを通じて社会に存在し続けていきます。健全な社会認識を持ち、社会課題を解決し続ける存在であるために、社会の変化をとらえる「感度」をあげ、創発や相互作用が生まれる組織づくりを意識していくことが重要だと考えています。

たとえば、自社の事業は10年後どうなっているでしょうか。あるいはいまのお客さま(層)や、自社の従業員の働き方や構成員は、いまとすべて同じでしょうか。必ず異なっているはずです。では10年後の将来マーケットや将来ニーズはどこにあるのでしょうか。それは組織の外、社会に埋め込まれています。そこに常に感度を高くしていなければ、将来市場や外部環境への適応は、ままなりません。組織はそのプライマリーなステークホルダーだけにとどまらず、広く組織の外へ開かれた姿勢で、外にある価値観や変化を大事にし、取り込んでいく必要があります。

その際に重要なのは、活動プロセスそのものです。設計思想的なアプローチで組織やマネジメントをデザインするのは限界があります。また、組織単独の発想や自前主義による課題解決にも限界があります。広くオープンな発想で組織の内外に存在する知見やノウハウや人材とつながり、開放的なマネジメントによって、イノベーションやソリューションを生み出すことが求められています。その過程において個の成長、組織の活性化、組織の社会性の同時向上を伴ってKAIKAといえます。KAIKAとは、パラダイムシフトを柔軟にし、感度の高い人・組織をつくっていくことでもあります。

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