KAIKAの背景

なぜ今KAIKAなのか

組織はあらゆる多様化に対応しなければならない。
・社会視点で、成熟化を抑え、多様化した社会になりつつある。
・組織視点で、現在の「組織体」の活動が多様になりつつある。
・個人視点で、価値観や生き方・働き方が多様になりつつある。

背景1 – 組織の視点から

  • 部門横断型プロジェクトや、組織外とのアライアンス、ネットワークなどを活かす新しい組織形態、働き方の出現。
  • 中長期視点、ステークホルダー、社会視点、個人の幸せ、働きがいなどを重視する必要。
  • 個人に対しては、企業の方針・長期の方向性に基づいた組織主導のキャリア開発から、個人のキャリアビジョンに 基づいた個人主導のキャリアデザインを支援。
  • 組織の生き残り論はプロダクトアウト型の組織至上論とも言える。むしろ社会の中で社会に貢献し、多様なステークホルダーズとともに発展するという非プロダクトアウト発想、共進化の思想へ。

その動きの中では、徐々に「社会志向」や「コミュニティー型組織」への志向・必要性が強まっていると考えます。 特に、「モノ」の時代から「ココロ」の時代へとシフトしつつある現在、課題解決は「つながり」で解決する志向がつよまり、組織形態も区分けされたものから「セミフォーマル」な形が増えてきています。

KAIKA組織の視点

図:JMAC資料より

KAIKA組織の視点

図:JMAC資料より

背景2 ‐ 社会の視点から

産業の変化に伴い、社会の成熟レベルも変化していきます。
下の図のように、現在は「精神的に豊かになるための産業」の割合が高くなり、また社会全体も「共生」への理解・要求が高まってきています。
KAIKA社会の視点

図:JMAC資料より

背景3 – 個人の視点から

前述のような社会の変化の中で、個人の価値(観)にも変化がおきています。
日常的な仕事の中でも「よりよく生きる」ことや「貢献」などへの意識が高まる人が増え、企業に対する見方も変わってきています。

KAIKA個人の視点

このような変化を踏まえると、経営を考えていく中でも初めから「社会の視点(社会価値)」「個人の視点(個人価値」を含めて考えていくことの重要性が高まっています。

経営・組織運営の中で「個人の成長、組織の活性化、社会との関係」の同時実現を目指すことを日本能率協会ではKAIKAと定義しました。その活動はすなわち、「新しい(多様な)価値観、新しい(多様な)働き方、新しい(多様な)組織形態を、経営の中に取り入れていく、哲学・思想を持った組織づくり」であり、それを「次世代組織をつくる」と総称しています。

この考え方においては、目指すべき価値が多様化しています。
すなわちKAIKA運動の本質は、「企業(組織)の価値に関する評価軸の転換(多元化)」です。

・対組織:組織の意地と拡大に必要な成果(利益)を創出する。
・対個人:個人(社員)を成長させたり、充実感を与えたりする。
・対社会:社会(顧客を含む)が直面する課題の解決に貢献する。

これの同時実現をめざした活動そのものが、KAIKA運動として提唱・推進しているものです。

表彰制度改訂の背景

一般社団法人日本能率協会では企業内の能力開発活動を通じて、体質が改善・強化された優秀な企業または事業所を「能力開発優秀企業賞」として長年表彰してきました。
しかし、時代の変化に対応し、2011年 1月より、「KAIKAプロジェクト」として全面的にリニューアルをいたしました。

能力開発から能力開花、そしてKAIKAへ ― リニューアルの背景

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