リモートチームマネジメント研究部会2014 第3回レポート

パリ寄稿~出張の段取り~

フランスで出張に出かけるときは、フランス国鉄の駅や空港からレンタカーを借りて移動することが多々有ります。クライアント先が駅や空港から100キロ以上離れていることや、数日宿泊するホテルとクライアント先の毎日の往復のことを考えるとタクシーよりもレンタカーの方が合理的だからです。日本では、東京以外の都市へ出張に出かけるときも、新幹線か飛行機、その後はタクシーを使いますので、出張のとき自分で運転することは滅多にありません。

フランスの高速道路は、交通量が多い都市部、出入り口や分岐点付近は90km制限、少し離れると110km制限、さらに交通量が減ると130km制限になります。フランス人の運転技術のレベルは高く、160kmくらいでブッ飛ばす小型車も居ますし、山道でのカーブの連続を、驚くようなスピードで駆け上がって行く大型バンの商用車も居ますので、日本の高速道路とは大違いです。さらに、冬に雪の多い地方に行くと御覧の通りの道路事情ですので (写真)、コンサルタントにもそこそこの運転スキルと慣れが必要となります。

地方のレンタカー会社の営業時間は朝9時から夕方6時頃迄ですので、夜TGV(フランスの新幹線)を降りて車を受け取るときは、レンタカー会社提携のホテルでキーを受け取り、通りのパーキングメーターの有る駐車場から自分の車を探し出して乗り込むことになります。夜、閉店時間後に車を返却するときは、ちょっと面倒で、提携先のホテルがあっても、駐車スペースは自分で見つけて、キーをホテルに返却します。夜の駅前のパーキングメーターは、駐車料金は無料になりますが、空きスペースを見つけるのは容易でなく、電車の時間が迫っているときは結構焦ります。

TGVを使っての出張で面倒なのは、一度購入した切符の変更をしたいときです。シンプルな往復切符の帰りだけ時間変更したいとき等は機械でできますが、乗り継ぎの一部区間を変更したいとき等は窓口で長い列に並ぶ必要があります。切符販売窓口では、担当者によっては長く待たされることがあります。ですから、駅には余裕を持って到着しておく必要がありますし、待たされてもかんしゃくを起こさず、落ち着いて対応することが何より大事です。

図1出張前は段取りを整え、あの手が駄目なときはこの手を使うという様に周到に準備をするのですが、それでも何か予定通りに行かないことがあって、遅刻してしまうということがたまにあります。でも、そこはフランス。電車が遅れたり、接続が上手く行かなかったり、悪天候等で運悪く遅刻してしまうのは貴方だけではありません。遅刻してしまったときは、誠意を持って相手に説明し、謝罪すれば、100%の確率で多めに見てくれますので、どうぞご安心を。

2015年2月21日パリにて

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