KAIKA Awards KAIKA 過去の受賞組織・取り組み概要

富士フイルム株式会社 宣伝部
受賞テーマ:「“PHOTO IS” 想いをつなぐ。50,000人の写真展」

概要

  • 2006年から富士フイルムが行っている日本最大級の写真展。選ばれた作品が展示されるのではなく、応募者全員の作品が“その写真に込められた出展者の想い”とともに会場に展示される参加型であることが特徴。
  • グループにおける部門横断的な取り組みであり、販売店と協力して応募を募ることから取引先との関係強化なども兼ねている。また、リアルの場であるからこその手書きのメッセージや自筆アンケートなど、SNSの時代に敢えてアナログコミュニケーションが図られており、企業と人、人と人とのコミュニケーションが、主催する社員にも新しい価値を認識させている。他企業においても社会とのコミュニケーションのとり方・考え方という意味においても示唆がある。

   

評価

社会文化の大きな変容期において、アナログからデジタルが一般化している時代でデジタルが当たり前になってきたからこそ、このアナログ的活動の価値が高まってきていると言えるだろう。
写真+コメントを通じた自己表現世界の提供、来場者にとっては写真鑑賞を通じた心の動き体験、写真展示関連企業にとっては来場者が集まる場を獲得できる、など当初想定していなかった価値が提供されており、その反応を通じて活動が進化している。
コミュニケーションが希薄な時代において、想いを伝え合うことの大切さを問いかけているともいえ、展示する顧客、主催者である企業、見込み顧客になる来場者、協力関係会社との「つながり」を創出する場となっていることに注目したい。
また、本活動は今の現代社会の情報ネットワーク社会に対するひとつの示唆とも受け止められる。
本プロジェクトは、展示に対する出展者・来場者両方の反応・やりとりが「個人」として記名して行われることで、互いに責任感をもったコミュニケーションを醸成するひとつのプラットフォームのようになってきている。
全員参加型でそれぞれに(展示側、主催側、反応する側)相応の責任と期待成果を持ち寄っている先進的なコミュニティーといえるかもしれない。

会社概要(2018年受賞時)

住所
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3
代表者
古森 重隆(代表取締役会長・CEO)
事業内容
イメージング ソリューション、ヘルスケア&マテリアルズソリューションの開発、製造、販売、サービス
HP
https://fujifilm.jp/

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