KAIKA Awards KAIKA 過去の受賞組織・取り組み概要

株式会社ホリバコミュニティ
受賞テーマ:「HORIBA Blueberry Farm “Joy&Fun”の活動を通じた健康経営の実践とCSR課題の解決」

概要

  • ホリバコミュニティは、1978年1月、堀場製作所の社是「おもしろおかしく」の実現を福利厚生の断面からサポートするため、社員60%、堀場製作所40%の出資で設立された。
  • 同社が管理するHORIBA Blueberry Farmは、耕作放棄地の活用による地域貢献、有機栽培の推進による環境負荷低減、また農作業を通じた心身の健康増進がHORIBAの健康経営に資するとの考えで、2012年より地域と共に運営をスタートした。
  • 種まきや収穫等の農作業イベントには、年間1,200名の社員と家族が参加している。イベントは、年代や部門を越えて活発なコミュニケーションを取る場であり、環境意識を醸成する場となっている。収穫物は社員食堂での利用やジャム等の手土産として製品化。さらに、近年では、新入社員が自社製品を使って土壌計測を行い、ユーザーオリエンテッドな製品開発や営業活動を考える研修の場としても活用している。

   

評価

本活動のスタート時からすべてを決めている訳でなく、社是をベースに、社員自らがチャレンジ→失敗→教訓を活かして→やり直し→成長を繰り返しながら地道に実力を付け成長していく形である。これはHORIBAグループの大切にしている社是とそれに基づく自律性といった仕事のやり方について、農業を通じて体験できる環境になっているとも捉えることができる。
本活動は経営トップの声かけから始まったものの、草の根的なものである。このような地道な活動が現状の規模にまで発展すること自身、同社の企業文化である「社員自らが考え行動する文化」を反映しているといえる。そのため、活動自体の発展スピードは遅いように見えるが、反面、地道にひろげてきたことで、地に足のついたものになっており、活動に参画している社員たちにもそのような力強さが感じられる。
企業が「事業」として活用することのない農地を持つ、という施策はハードルが高いと思うが、社是や理念に基づき、自ら考えて地道に活動していく企業文化と組織体制、地域やステイクホルダーなどとの付き合いへの活かし方など、バックグラウンドにある考え方やその実行は広く紹介したい取り組みである。

会社概要(2018年受賞時)

住所
〒601-8305 京都市南区吉祥院宮の東町2番地
代表者
堀場 厚(株式会社堀場製作所 代表取締役会長兼グループCEO)
事業内容
HORIBAグループ従業員向け福利厚生サービスの提供
HP
http://www.horiba.com/jp/