KAIKA Awards KAIKA 過去の受賞組織・取り組み概要

株式会社ミライロ
受賞テーマ:バリアバリュー ~障害を価値に変える~

概要

  • 人にはそれぞれ、弱点や短所、苦手なことがある。トラウマやコンプレックスがある人もいる。しかし、それらは克服すべきでも、取り除くべきでもない。今まで「バリア」として捉えていたことも、考え方や周囲の向き合い方次第で「強み」や「価値」に置き換えることができる。同社は、こうしたバリア(障害)をバリュー(価値)に変える「バリアバリュー」の考え方を企業理念に掲げ、ユニバーサルデザインのための調査や設計支援、ユニバーサルマナー研修、手話通訳派遣サービス、スマホ向け障害者手帳アプリの開発などの事業を行っている。
  • 5000名のモニターの「障害のある当事者の視点」から、社会性と経済性を両立した持続可能なユニバーサルデザイン化に取り組んでいる。組織としては、会社の理念に共感するさまざまな社員がそれぞれの個性を発揮できるようフラットな組織構造で意思決定に全社員が携わっている。また、社員が講師となる勉強会「ミラプット」の実施など、組織・人事管理上の工夫も行っている。

評価

障害者を「新しいマーケット」と捉え、活動している企業は稀有である。障害者のことを見て見ぬふりをしてきた社会的な風潮にこそ問題がある、ということに気づきを与える事例であり、これまで対象(マーケット)にしてこなかった人を対象に事業を作った、という大きな意味がある。「障害者雇用」という意味では、社員69名中8名でありその雇用数は特に多いとは言えないが、外部モニターなど有機的に動くことのできるベースを作っている。これらモニターの方の更なる活躍や就労・仕事につながるような仕組みづくりを期待するとともに、「障害者のために」デザインするのではなく、障害者も包括できるユニバーサルデザイン=一般的なデザインという考え方を広げ、また事業的にも飛躍できる企業になることを強く期待したい。

会社概要(2019年受賞時)

住所
大阪府大阪府大阪市淀川区西中島3-8-15 新大阪松島ビル8F
代表者
垣内 俊哉(代表取締役社長)
事業内容
設備や製品に関するユニバーサルデザインの企画・設計・制作、手話リレーサービスほか
HP
https://www.mirairo.co.jp/

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