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富士ゼロックス株式会社 コントローラ開発本部
「技術屋が世の中を変えるんだ!~Plism活動~」

紹介理由

  • 技術者の小集団活動により、組織全体が活性化している。
  • 「Plism活動」は、「通常の業務範囲を超えた新たな発想」を奨励する小集団活動であり、本来の担当業務とは無関係に自由に活動をすることができる。
  • 業務外の活動であるが、公式に認められ、また支援する仕組みがあり、活動を組織内に定着させている。
  • 「自律型人材」が育ち、また本来の担当業務のパフォーマンスをも引き上げている。
  • 「楽しむ心」、「仲間と作り上げる喜び」が、利益や事業貢献につながっている。
  • よい風土を醸成する要因になっている。

取り組み概要

富士ゼロックスは、複合機等、オフィスプロダクトを中心に事業を展開している。
コントローラ開発本部は、複合機の技術開発を主とした技術部門である。

複合機本体の効率的な開発のために、技術をプラットフォーム化、分業化する傾向が数年続いてきた。
一方で、世の中の変化に対応し、顧客のニーズに的確に対応していくために、技術者本来のチャレンジ意識が薄れてきたことに危機感を感じていた。

そこで2008年の『技術憲章Plus1』において「通常の業務範囲を超えた新たな発想で考え、社内外の様々な部門や企業と連携を図りながら、具体的な形にできる人材」が目指すべき技術者の姿として提示された。

その実現に向けて、コントローラ開発本部では「Plism活動」を展開した。
Plism活動は、新しい技術動向をとらえた小集団活動で、業務のおおよそ10%の工数範囲内で、自由にテーマ設定をして行うチーム活動である。

部門トップからの趣旨説明、マネジャーによるアドバイザー制度、もともと改善活動に充てられていた時間の充当、Plism活動の打ち合わせ優先曜日の設定、などの施策・発信により、公式に保証されたインフォーマルな活動として、部門の多くの人が参加するようになった。
この活動は部門内の技術者7名が推進役となっている。当初、技術者同士の交流の場や類似研究テーマの仲介などを行うことで背中を押し、多くの人が「一歩」動いたことから活動が軌道にのるようになった。

個々人の自律を軸とする「個人のダイナミズム」、チーム活動から活性化が促進されている「組織のダイナミズム」が発揮されている状態で、商品化につながる技術開発や社内外への影響度も高まってきていることが、KAIKAモデルの「価値創造プロセス」へとつながりはじめている。

会社概要

住所
〒107-0052 東京都港区赤坂九丁目7番3号
代表者
代表取締役社長 山本 忠人
事業内容
オフィスプロダクト事業、オフィスプリンター事業、プロダクションサービス事業、グローバルサービス事業など

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