KAIKA Awards KAIKA 過去の受賞組織・取り組み概要

株式会社キャンパスクリエイト
受賞テーマ:産学連携・グローバルオープンイノベーションのあるべきニュー・ノーマル型エコシステムのデザイン・創造へ向けて ~ 独立経営・自律型の広域TLO としてイノベーションを持続的に創出

概要

新型コロナウィルスは産業界へ多大な影響を与え、イノベーション創出を担う大学等研究機関においても産学連携活動が停滞し、オープンイノベーションの機運が世界的に落ち込む懸念が生じている。国立大学法人電気通信大学のTLO(Technology Licensing Organization、技術移転機関)であるキャンパスクリエイトは、経営活動におけるニュー・ノーマルの本質を、「新型コロナウィルスというハンデを背負う中で経営を持続する」ものではなく、「オンラインをはじめとする新たなビジネス文化が社会醸成される中でその機会をチャンスとして捉え、生かすことで更に飛躍していく」概念として捉え、ダイナミック・ケイパビリティの経営手法を基盤とし、産学連携・グローバルオープンイノベーションを一層推進していくことを組織および従業員が一丸となって取り組んでいる。

評価

自律的な組織づくりが、同社における取り組みの推進力になっている。研究専門性よりも社会意識とコミュニケーション力を持つ人を採用し、ニーズ探求からマッチング、プロジェクト管理を進めている。また、経営層からメンバーまで全員が顧客目線を持ち、入口から出口まで伴走しながら、「お困りごとに寄り添う」意識が徹底されている点がユニークである。

一連の取り組みにより、グローバルに広がるエコシステムが確立されてきているが、その裏には、代表の想いに共感してメンバーが集まり、メンバーの想いに共感する人がさらに集まるという、人のつながりの連鎖がある。国際共創に関わる商標、AIナレッジマネジメントシステムなど具体的な仕組みとして表出されているが、人ありきでビジネスをつなぐ循環が一貫して大事にされている点は、我が国におけるオープンイノベーションの一層の浸透に向けて、おおいに参考になるだろう。

会社概要(2020年受賞時)

住所
〒182-0021 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1 電気通信大学 産学官連携センター
代表者
安田 耕平(代表取締役社長)
事業内容
技術移転事業、オープンイノベーション推進事業、地域振興事業
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