KAIKA実践交流会について
日本能率協会では、これからの時代における経営のあり方として、「KAIKA経営」を提唱しています。
組織の社会性を高めることによって、社員一人ひとりが自律的に成長し、部門間の協働が促進され、その結果、持続可能でイノベーティブな組織が実現できるという考え方です。
「KAIKA実践交流会」は、その実現に向けた考え方、ノウハウ、手法を学ぶとともに、異業種で交流し、参加者同士が組織の課題や職場の悩みを共有し、情報交換していただくことを目的として、今月からスタートいたします。
原則として月1回のペースで開催してまいりますが、単発でのご参加でも大丈夫です。
下記ご覧のうえ、是非ご参加いただければと存じます。
<KAIKA実践交流会 第1回会合内容>
『組織変革の実践手法① ~職場のメンバーの価値観を共有する『価値観ワーク』の進め方』
人は一人ひとりが異なる価値観を持っており、 意識的に、無意識的に、この価値観を判断基準に行動をしています。
お互いの「価値観の違い」を認識せずに議論をすると、 相手の異なる価値観を尊重できず、対立が起こることも否めません。
実際の職場では、 1on1などのコミュニケーション改善策がうまく機能せず、 職場マネジメントのトランスフォームが 思うように進まない現状を抱える企業も少なくありません。
本交流会では、多様性が活かされる職場づくりを進める方法の一つとして、 「価値観ワーク」を ご紹介します。
本手法は、D&I推進、エンゲージメント向上、 人的資本時代の管理職に求められる職場マネジメントスキルの開発などで活用されている手法にもなります。
実際のワークを通じ、 自分自身が大切にしている価値観について考えるとともに、 他のメンバーが大切にして価値観も共有することで、 お互いに違いがあることを知り、認め合い、関係性を深める方法を体感します。
実際にワークをして頂くので、そのまま持ち帰り、ご自身の職場で展開することも可能です。
また、本交流会終盤では参加者同士の交流の場を設けます。
職場における悩みを共有したり、情報交換をしたりする場として活用頂ければと考えています。
KAIKA経営を実践していくスキルを身につける場としてご活用頂ければ幸いです。
開催概要
10:00~11:30
※ZoomのURLは開催日前日(10月26日(火))に、ご登録いただいたメールアドレス宛にご案内します。
・組織変革(組織の活性化、組織風土や社員の意識の変革など)に課題意識をお持ちの経営者・部門責任者の方々
・組織変革を担当されている(これから担当される)経営企画・人事部門・部門企画スタッフの方々
・組織変革プロジェクトチームの方々
・その他、組織変革にご関心をお持ちの方々
<講師>
一般社団法人チームスキル研究所
代表理事
田中 信 様
大学卒業後、芝浦工業大学大学院 工学修士課程修了。日本能率協会コンサルティング(JMAC)にて20年以上にわたりコンサルタントとして企業・組織の改革・改善活動の支援に関わる。対象は、研究開発、商品開発、新規事業開発など企業・組織内での「新しい動き」をつくる活動を中心とする。 人と組織の力を最大限に引き出す支援として、キヤリアビジョン開発、コーチング、ファシリテーション、リーダーシップ、社内コンサルタント育成などのヒト系ソリューション事業を開発してきた。 2009年独立。現在までエグゼクティブ・コーチング、職場開発(チームスキル)、社内改革推進者養成や内製化など改革支援を推進。2012年一般社団法人チームスキル研究所を設立。その後、日本経営支援センター執行役、wevox組織・人財アドバイザーを兼務、現在に至る。
<モデレータ>
一般社団法人日本能率協会 KAIKA研究所 所長 近田高志
申込締切:10月25日(月)