2019年度 入社半年・2年目 若手社員意識調査結果

2019年10月18日リリース


2019年度 入社半年・2年目 若手社員意識調査結果
職場に「目標にしたい人がいるか」が、若手社員定着のカギ
定年まで勤めるつもりの社員の約5割が「副業・兼業をしている」
副業・兼業に興味がある・行っている理由は、「収入を上げるため」が多数。



一般社団法人日本能率協会(JMA、会長:中村正己)は、全国の入社半年・2年目を迎えた若手社員400人を対象に、職場や仕事内容に対する考え、現状への満足度を探ることを目的に意識調査を行いました。

調査結果 トピックス

  1. 若手社員の約半数が転職を検討・活動中で、転職サイトに登録済み。定年まで勤めるつもりの社員でも6割が転職サイトに登録。
  2. 若手社員の約3割が「副業・兼業をしている」。定年まで勤めるつもりの社員の方が実施率約5割と高い。副業・兼業に興味がある・行っている理由は、「収入を上げるため」が多数。
  3. 職場に「目標にしたい人がいるか」が、若手社員定着のカギ。
    ▶「能力・スキルアップできている」と感じている社員の方が、仕事への満足度が高く、定年まで勤めるつもりの割合が高い。
    ▶「会社のビジョン・戦略と自分の仕事のつながり」を感じている社員の方が、会社組織への満足度が高く、定年まで勤めるつもりの割合が高い。
    ▶職場に「目標にしたい人がいる」社員の方が、「能力・スキルアップできている」「会社のビジョン・戦略と自分の仕事がつながっている」と感じる。

調査をうけてのコメント

一般社団法人日本能率協会 KAIKA 研究所 所長
近田 高志

  • 今回の調査は、入社半年・二年目の若手社員を対象として、能力・スキルアップや、仕事や会社組織への満足度、あるいは将来の転職意向など、現在の心境や入社時点からの変化について尋ねました。
  • 若手社員の約半数が転職サイトに登録し、転職を検討ないし活動中にあるという結果は、今や、当然のことと受け止めるべきでしょう。
  • 新しい技術やビジネスモデルが出現し、世の中の変化のスピードが一層加速するとともに、人生100年時代とも言われる中にあって、会社に自分のキャリアを委ねるという考え方は、若手社員からすると、むしろリスクがあると言えます。
  • もはや、若手社員の辞書には「下積み」や「滅私奉公」といった文字は存在しない。上司や先輩社員には、そうした前提に立って、若手社員と向き合うことが求められているのではないでしょうか。
  • 今回の調査では、職場に目標にしたい人がいる若手社員の方が、能力・スキルアップできており、会社のビジョンや戦略と自分の仕事がつながっていると感じ、そして、その結果、仕事や会社組織への満足度に結び付き、定着に影響しているということを、あらためて、確認することができました。
  • 昨今、上司と部下のコミュニケーションに関連して、年に2~3回程度の形式的な目標管理面談を見直して、より頻繁に1対1で対話を重ねる「1 on 1(ワン・オン・ワン)ミーティング」が注目されていますが、上司・先輩社員には、対話を通じて、若手社員の成長や動機付けを図っていくことが一層重要となっています。
  • 管理職の方々にとっても、業績達成とともに人材育成が重要な役割であるということを再確認して、職場をあげた若手社員の育成体制づくりを進めることが不可欠となります。

◆プレスリリースの詳細はこちら
https://jma-news.com/wp-content/uploads/2019/10/42ac885af87464f3064c5206065bdc7d.pdf

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